FCA MISSION STATEMENT2017:CFDとFOREXレバレッジ変化なし

英国の金融規制機関FCAは、現在2017年の任務及び事業計画とFCAが規制される分野で改善点と新規開発に関して見解を発表した。

公開された新しいウェブサイトにはロゴを含む新しい変化があった。しかしFCAは意思決定の過程でどのような方向性であるか報告している部分がなかった。

FCAは、レバレッジ商品を提供するブローカー(つまり、Forex、CFDとスプレッド)を管理するために、12月に新しいルールを発表した。ルールの重要な要旨は50:1のレバレッジ上限であり、ブローカーに「ボーナス支給」を禁止した。

3月8日にレバレッジの問題に関連して最終的な決定を下すのに「時間がかかるだろう」と報告した。 IG Group Holdings plc(LON:IGG)、Plus500 Ltd(LON:PLUS)とCMC Markets Plc(LON:CMCX)のような英国のCFDブローカーが提出したいくつかの提案は、過度に高いレバレッジ設定は消費者に害をもたらすと述べた。レバレッジ取引をすべて禁止しただけでなく、レバレッジ商品の広告も禁止された。

 

FCAどのように考えるか?

FCAは、「新しいCFDの規定は今年度内までに」と発表した。もちろん、次の週または次の月を意味することもできるだろう。しかしFCAが「今年の春」(最新の声明で)を「年内」に変更しているためFCAが決定をするまでには時間がかかると思われる。

FCAは、以前に他のトピックの研究で確認したCFDの分野のリスクに対処するための「フォローアップ」を実施すると発表した。また50:1のレバレッジ設定に若干の柔軟性を示すとみられ、おそらくキプロスのCySECで紹介されたのと同じように、より柔軟なレバレッジ制限をする可能を否めない。