FX Broker Gain Capital Holdings Incのデータによると先月9月の取引量が過去数年間で最低を記録した。
Forex.com及びCity Indexのオンライン小売取引ブランドを運営しているGAIN Capitalは2018年9月、1488億ドルの取引量を記録し、Forex.comで5年間連続で1500億ドルを下回るのは初めてだ。
2018年上半期の取引量が2000億ドルを越えてからは9月のForex.comの取引量は減少し続けている。
同社の9月平均取引量は75億ドルで8月の76億ドルからわずかに減少した。

GAIN Capital CEO Glenn Stevensは次のように説明している。
一般的に、第3四半期に渡る不正取引状況はGAINのグローバル活動を通して先物事業の取引量に悪影響を及ぼした。
しかし、販売量が減少した一方で、当四半期の収益は約162ドルに増加した。 RPMの上昇はトルコリラを含む新興市場通貨のボラティリティが主な要因であった。この期間中、アルゼンチンだけでなくトルコの出来事も短期間にEUR、GBP、Metalsなどの取引活動増加の波及効果をもたらした。 前述の内容は第3四半期で約5.15ドルの契約当たりの収益を記録した先物取引に影響を与えなかった。